【2005年】ブログジャンル選びの6つのポイントと稼げるジャンル10選

「ブログを始めたいけど、どのジャンルがいいのか分からない…」「好きなことを書いても稼げるの？」そんな悩みや疑問を抱えていませんか？

この記事では、稼げるブログジャンルを選ぶためのポイントや具体的なおすすめジャンルを詳しく解説します。
また、初心者が避けるべきジャンルについても触れているので、これを読むだけで成功につながるジャンル選びの基礎知識がわかります。

ぜひ最後までチェックして、ブログ運営の第一歩を踏み出しましょう！

ブログジャンルの選びの基礎

ブログには大きく雑記ブログと特化ブログの2種類があります。結論からいえば収益性を考えるなら特化ブログの方がおすすめです。ここでは、どのようなジャンル選びをすればよいかの基礎について解説します。

雑記より特化の方がおすすめ

ブログを始める際によく話題にのぼるのが、「雑記ブログ」と「特化ブログ」のどちらを選ぶべきかという点です。両方にメリット・デメリットがありますが、収益化を本格的に目指すのであれば特化ブログを選ぶことをおすすめします。

特化ブログでは特定のテーマに絞って記事を作成します。例えば、「旅行」に特化したブログや、「料理レシピ」に特化したブログなどが挙げられます。テーマを絞ることで、専門性が高まり、読者からの信頼性も向上します。また、検索エンジンから高評価を受けやすいため、上位表示のチャンスが増えます。

一方で、雑記ブログはさまざまなテーマで記事を書くスタイルです。自由度が高くて書きやすい反面、専門性が高まりにくく、検索順位で苦戦しがちです。ブログ運営が初めての場合でも、何かしら好きなテーマや得意分野に特化して始めることを考えてみてください。

専門性が高いジャンル

ブログの魅力を高めるためには、専門性の高さが重要です。専門性があるジャンルは、読者が「ここにしかない情報がある」と感じやすく、何度もブログに訪れてくれるリピーターになりやすいです。

例えば、株式投資やプログラミング、パーソナルトレーニングのようなジャンルは、専門知識が求められる分、参入障壁がやや高いですが、その分競争に勝てたときのリターンが大きいです。もちろん、専門的な内容を書くのが難しいと感じる場合には、最初は簡単なテーマから始めて徐々に深掘りしていく方法もあります。

読者は、誰が書いたかわからない曖昧な記事よりも、専門性が高く詳しい内容の記事に信頼感を抱きやすい傾向にあります。そのため、得意分野や学びたい分野を一つ選び、それを深掘りすることを意識しましょう。

継続して書けるジャンル

ブログ運営では、「継続」が何よりも大切です。そして、どれだけ収益性の高いジャンルであっても、途中で行き詰まってしまっては意味がありません。自分が楽しんで継続できるジャンルを選ぶことが重要です。

例えば、「趣味に関するブログ」は継続しやすいテーマの代表的な例です。旅行好きなら旅行記や観光地紹介、アニメが好きなら作品のレビューや関連グッズの紹介など、好きな分野ならアイデアが自然と湧き、自分自身が楽しみながら記事を書けます。

逆に、あまり興味のない分野やストレスを感じる内容を書こうとしても、途中でモチベーションが下がってしまう可能性が高いです。ブログは短期間で稼げるものではなく、コツコツと継続して成長させていくものなので、自分でも楽しいと思えるジャンルに取り組むのが成功の近道です。

ブログジャンルの選び方6つのポイント

では、ブログのジャンルを選ぶときにどのような点に注意すればよいのでしょうか？ここでは、ブログジャンルを選ぶ際に気をつけたい6つのポイントについてみていきましょう。

①市場規模の大きさは十分かどうか？

ブログジャンルを選ぶ際に重要なポイントのひとつがその市場の規模が十分に大きいかどうかです。

市場規模が大きいジャンルであれば、潜在的な読者の数が多く、検索流入のチャンスも広がります。例えば、「転職」や「副業」といったテーマは市場規模が非常に大きく、ターゲット層も幅広いため、初心者でも取り組みやすいジャンルと言えます。

一方で、ニッチすぎるジャンルでは読者層が限られ、成長が難しいケースがあります。そのため、データや統計を確認しながら適切な分野を見極めることが大切です。

②これから伸びていく市場か？

市場規模だけでなく、その市場が今後どれだけ成長する可能性があるかもチェックしましょう。一時的なトレンドに依存しているジャンルは、一見魅力的に思えるものの、需要が減ると同時にブログの成長も鈍化してしまいます。

例えば、近年注目されている「サステナブル商品」や「電動車関連サービス」といった持続可能性を伴う分野は、将来的な拡大が期待されています。Googleトレンドや業界のニュースを活用し、市場の動向を調べるのがポイントです。

③マネタイズできる案件があるか？

ブログで収益化を目指すなら、選んだジャンルで具体的なマネタイズ手段があるかどうかを確認しましょう。

たとえば、アフィリエイト広告やスポンサーシップの依頼が可能な分野であることが重要です。具体例を挙げると、「動画配信サービス」は関連するアフィリエイトプログラムが多く存在し、収益化のハードルが比較的低いジャンルの一つです。

一方で、商品やサービスの広告案件がほとんどないテーマでは、ブログを収益化するのが難しくなる可能性があります。

④そのジャンルに興味を持てるか？

ジャンルを選ぶ際には、そのテーマについて自分自身が興味・関心を持てるかを考えましょう。

興味を持てないテーマは記事を書くモチベーションを維持するのが難しく、結果的にブログ更新が続かなくなることも少なくありません。

例えば、趣味や日常的に関心を持っているジャンル、自分の経験や知識を活かせるテーマであれば楽しく記事制作を続けることができる上、自然と質の高い記事が増えていきます。

⑤あなたの専門性や強みを活かせるジャンルか？

競争の激しいブログ市場では、あなたの専門性や特化した知識を活かせるジャンルを選ぶことが成功へのカギとなります。

例えば、ITスキルや語学力を活かせる「プログラミング学習」や「オンライン英会話」の分野は、特化した知識が求められる一方で、高単価の案件につながる可能性が高いです。

競合との差別化を図るためにも、自分自身の強みをよく分析しましょう。また、自分の専門性をさらに深めることで、他のブログとの差別化することができます。

⑥競合に法人が多いか？

ブログジャンルを選ぶ際には、その分野における競合状況をよく調べることも必須です。

もし競合が大手企業や法人ばかりであれば、SEO対策や資金力で圧倒的に不利になる可能性があります。初心者の場合は、競合が個人ブログ主体のジャンルを選ぶと成功しやすいでしょう。

一例として、地域特化型のブログや比較的新しい市場にフォーカスすることで、競争の激しい分野を避けて長期的な結果を得やすくなります。

初心者が選んではいけないジャンル

ブログをこれから始める際に、初心者が絶対に選んではいけないジャンルがあります。ここでは、初心者が選んではいけないジャンルについて解説します。

YMYLジャンル

YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、お金や人生に大きな影響を与える分野を指します。具体的には、「健康」「法律」「金融」などが含まれます。

Googleは、これらのジャンルにおいて読者が正確で信頼できる情報を得られるよう、非常に厳しい基準を設けています。そのため、信頼性や専門性が欠けているブログでは上位表示を狙うのが難しくなります。

また、健康系のジャンルでは誤った情報が生命に関わるリスクを伴うため、専門資格や実績がない場合は運営そのものが読者にとって信頼されません。初心者の方がこうした分野で成果を上げるのは極めて難しいと言えます。

医薬品・サプリメントジャンル

医薬品やサプリメントのジャンルも、初心者にはおすすめできません。これらの分野では、日本国内の法律や規制（例えば薬機法や景表法）を順守した表現が求められるほか、広告やアフィリエイトにおいても厳しいガイドラインが設けられています。

例えば、「この商品を飲めば絶対に健康になります」といった根拠のない表現は法律違反となり、最悪の場合は罰則を受けることがあります。また、大手企業や製薬会社が運営するサイトが多数存在し、競合が非常に強いため、個人ブログが差別化を図るのが難しいのもポイントです。

広告案件がほぼないジャンル

ブログで収益化を狙うのであれば、選んだジャンルにアフィリエイト広告や広告案件が少ない場合、大きな成果を上げるのは難しいです。

例えば、ニッチすぎる趣味やローカルな話題など、そもそもターゲットユーザーが少ないジャンルでは、広告案件が少ないどころか存在しない可能性もあります。こうしたジャンルに取り組む場合、自分で広告主を探す手間がかかるうえに、収益性が不安定になるリスクが高いです。

そのため、初心者は市場規模がある程度大きいジャンルを選ぶ方が無難です。

競合が強いジャンル

ブログジャンル選びでは競合分析が重要ですが、初心者には競合が強すぎるジャンルを避けることをおすすめします。

例えば、「金融」「保険」「クレジットカード」などは、広告単価が高い反面、すでに多くの大手企業やプロブロガーが参入しています。このようなジャンルで上位表示を狙うことは、一朝一夕にはできません。

また、SEO対策や質の高い記事作成だけではなく、大量のリンク獲得や頻繁な更新が求められる場合もあります。初心者がいきなりこれらの課題に挑戦するのはハードルが高いと言えるでしょう。

単価・承認率が低いジャンル

初心者が避けるべきジャンルとして、単価や承認率が低いジャンルも挙げられます。

例えば、低価格商品を扱うジャンルは1件あたりの成果報酬が低い場合が多いです。また、アフィリエイト案件を運営する企業が承認判定に厳しいと、せっかく成果が出ても報酬が得られない場合があります。

承認率が低い場合、努力の割に収益が得られないことが多いので、初心者には不向きと言えます。ジャンルを選ぶ際は、成果報酬の単価や承認率も考慮して慎重に選びましょう。

初心者におすすめのブログジャンル10選

では、初心者でも取り組みやすいジャンルはどのようなものでしょうか。ここでは、具体的に初心者が参入しやすいジャンルを10つ紹介します。

①転職・お仕事

転職や仕事に関するジャンルは、安定して高い需要があります。特に履歴書の書き方や職務経歴書の作成方法、面接対策のアドバイスなどは、多くの人にとって役立つ情報になるため、アクセスが集まりやすいです。

広告案件としても、求人サービスや資格取得講座を紹介するアフィリエイト広告が豊富なので、収益化につなげやすい分野です。

さらに、自身の職務経験を生かして専門性を持たせることができれば、競争が激しい中でも差別化が可能です。たとえば、特定の業界での転職ノウハウについて発信することで、読者のターゲット層をしぼることができます。

②動画配信サービス

近年ではNetflixやHulu、Amazonプライムビデオなどの動画配信サービスの人気が高まっています。このジャンルでは、映画やドラマのレビュー、各サービスの比較記事などが有効です。

さらに「今すぐ見られるおすすめ映画10選」や「人気ドラマランキング」といったコンテンツは多くの読者に刺さるためクリックされやすいです。アフィリエイト案件としても、各配信サービスの登録リンクが利用できるため、初心者でもマネタイズがしやすい点が魅力です。

③食品宅配

時短ニーズが高まる現代では、食品宅配サービスの需要が急拡大しています。Oisixやらでぃっしゅぼーやなどの定期食品宅配サービスをレビューし、それぞれのメリットを具体的に伝える記事を作成すると、読者の信頼を得やすくなります。

「忙しいママ必見！食品宅配でラクラク献立」や「一人暮らしに最適な食材宅配サービス」という視点を取り入れて、具体的な利便性を伝えましょう。また、商品を実際に使用してみた体験談を含めると、記事の信頼度がさらに高まります。

④オンライン英会話

英語を学びたいと考える人は非常に多く、さらにオンラインで手軽に学べるオンライン英会話サービスは初心者におすすめのジャンルです。

主要なサービスである「DMM英会話」や「レアジョブ」の特徴やメリットを比較したり、体験レポートを記事にすることで、読者はサービス選びの指針を得られます。

特に「どれくらい成長できるか？」をテーマに成果を重視した内容を発信すると、読者の興味を引きやすいです。また、学習のポイントや教材の使い方など具体的なアドバイスも掲載すると、読者の満足度が上がります。

⑤プログラミング学習

プログラミングスキルは、仕事で役立つだけでなく、副業やフリーランスとして働くためのスキルとしても注目されています。そのため、プログラミング初心者に向けた学習法や便利なオンライン教材（ProgateやUdemyなど）の紹介はアクセスを集めやすいです。

「ゼロから学ぶプログラミング入門」や「最短でWebアプリを作るための学習法」など、具体的なステップを提供する内容にすると、初心者でも理解しやすい記事になります。また、受講可能なオンラインスクールの比較も収益化につながります。

⑥婚活・マッチングアプリ

婚活や恋愛に関するジャンルも読者が多く、特にマッチングアプリに関する情報は需要が高いです。たとえば、Tinder、Pairs、Omiaiなど人気アプリの効果的な使い方や注意点を解説するとアクセスが期待できます。

「30代から始める婚活」や「失敗しないプロフィールの作り方」など、ターゲット層にピッタリ合う内容を書くと、多くの共感を得られます。アフィリエイトとしても、各マッチングアプリの登録リンクを活用した収益化が狙えます。

⑦インターネット回線

生活には欠かせないインターネット回線ですが、多くの人がどのサービスを選べばよいか悩んでいます。そのため、主要回線の特長や料金プランを比較した記事はアクセスを集めやすいです。

「Wi-Fiが遅いと感じた時に見直すべきポイント」や「一人暮らしに最適なインターネット回線ランキング」など、具体的なテーマを設定すると読者からの反応が高まります。また、プロバイダー事業者とのアフィリエイトは高額報酬が期待できるので、収益化しやすいジャンルです。

⑧仮想通貨

仮想通貨は、投資や資産運用を考える多くの人に注目されています。特に初心者向けに「ビットコインの始め方」や「国内仮想通貨取引所の選び方」など、具体的かつ簡単に理解できる記事を作成すれば多くの検索流入が見込めます。

注意点としては、YMYL（Your Money Your Life）と重なる場合もあるため、正確で信頼性のある情報発信が重要です。記事内で「初めての方向け」の表現を多用することでハードルを下げ、アフィリエイト案件として取引所のアカウント登録リンクを活用しましょう。

⑨メンズコスメ

最近では、男性にもスキンケアやコスメを取り入れる人が増えており、「メンズコスメ」というジャンルが注目されています。化粧水や洗顔料に加えて、BBクリームや日焼け止めといったアイテムも多くの需要があります。

「初心者でも分かるスキンケアの基本」や「肌タイプ別おすすめメンズコスメ」といった記事を書くことで、男性読者をターゲットにできます。さらに、実際に使用してみた感想や写真を載せることで信頼性が高まります。

⑩パーソナルジム

運動不足を解消したい人、健康的に痩せたい人の間でパーソナルジムが人気です。特にライザップをはじめとするパーソナルジムの体験談やレビューは検索需要が高く、トレーニング内容や費用の口コミも参考にされることが多いです。

「初心者でも安心して始められるパーソナルジム」や「短期間で結果が出るジムの選び方」など、検索ニーズを満たす記事を展開しましょう。アフィリエイトとしては、体験コースの申込リンクやジムの入会案内リンクが主なマネタイズポイントです。

ブログのジャンル選びで迷っているあなたへ！

自分の興味があるジャンルを選ぶ

ブログのジャンル選びで迷った際は、まず「自分の興味があるジャンル」に目を向けてみましょう。興味がないジャンルだと、ブログを継続して書き続けるのが苦痛になる可能性が高いです。

その点、自分が好きなテーマや趣味に関連する内容であれば、自然と文章を書く意欲が湧きやすくなります。また、読者も書き手の熱意が込められた記事には親近感を抱き、信頼性が高まる場合が多いです。

たとえば、料理が趣味ならレシピブログ、アウトドアが好きならキャンプやトレッキングに特化したブログなど、自身の生活や経験と繋がりやすいテーマのブログは書きやすい傾向があります。

マネタイズ方法を複数考える

ブログで収益化を目指す場合、「どのようなマネタイズ方法があるか」をあらかじめ考えることも重要です。

1つの収益源だけに頼ると、広告主の方針変更や市場の動向で突然収益が減少してしまうリスクがあります。

複数のマネタイズ方法を視野に入れることで、安定した収入を得られるようになります。 具体例として、アフィリエイト広告、Google AdSenseなどのディスプレイ広告、情報商材や電子書籍の販売、オンライン講座の開講などがあります。これらを上手く組み合わせてマネタイズしていくことがポイントです。

迷ったら競合が複数いるジャンルを選ぶ

もし、どのジャンルが良いか選びきれない場合は、「競合が複数存在するジャンルを選ぶ」のがおすすめです。

一見すると競争が激しいように思えますが、競合が多いということは市場が活発であり、それだけ需要があるジャンルと考えられるからです。

たとえば「プログラミング学習」や「動画配信サービス」のジャンルは競合が多いですが、それだけ多くの人が興味を持つ分野であり、収益化の方法も多岐にわたります。もちろん、競合との差別化が必要ですが、初心者でも自分なりの切り口で取り組むことで勝機を見出せる場合があります。

競合を調査する際は、既存の人気ブログがどのようなテーマで記事を書いているのかを分析し、重複しない独自の視点を見つけることが重要です。

ブログジャンル選びのQ&A